三浦しをん「月魚」

三浦しをんの「月魚」を読んでみた。

所謂ジャケ買い。
表紙が綺麗だったのと、タイトルの響きが美しかったのと作者名が良かったのと…。
一言で感想を言うと、「つまらなくはなかったけど…」

コバルト文庫を買ったのかと思った。
なんとなくボーイズラブ入ってます。
登場人物の名前も同人誌のPNみたいだし…。
作者の登場人物への思いが強すぎて、導入部分の勢いがありすぎて付いていけませんでした。

ショートストーリーとして、主人公達の高校時代の話も入ってたけど、正に同人誌読んでる気がした。。。
そこまで下手な作家さんだとは思わないけど、もうちょっと大人向けでもいいような気がした。
…勝手な見解ですが。

でも、他の作品で直木賞取ってるみたい。
コバルトでも直木賞が取れるのか？
それとも、この作品だけがコバルト風だっただけか…。
そういう興味は湧きます。