リレー小説の思い出

リレー小説。っ御存知ですか?
読んで字のごとく…なんですけど。笑


世の中にそういうのもがあるのか知らないんですけど、高校生の事友達とやってました。


交代で小説を書いていきます。
別に制限はないです。
書けるところまで書いたら友達に渡す。
で、友達はそこから続きをまた書く。
思い付かなかったら5行でもいい。
のってきたら、5ページぐらい書いてもいい。


あまり打ち合わせはしません。
やりたいようにやる。


この方式でやると、長篇支離滅裂物語が出来ます。笑


せっかく張った伏線が全く生かされていない。キャラクターの口調とかが微妙に二重人格。
突然人物が出てきて、突然死ぬ。
とにかく矛盾している。
授業中に書くので、数学とかが途中でちんぷんかんぷんになる。


こんな調子ですが、最後にはなかなか良い物語が出来上がっていたりします。
私なんか調子にのって、登場人物のイラストとか描き出す始末です。
高校生なのでもう手に追えない。
番外編とか書き出したりして。
まさに、井の中の蛙
でも、それが楽しい。
そう、そんな思い出。


…今大人になったらメールとかで交換しながら出来るんだろうなぁ、、って思いますが、
そんなこっぱずかしい無謀な事は青い春時代じゃないと無理ですね。


とりあえず出来上がった長篇大作は全て友達に押し付けて音信不通です。笑
捨てるに捨てられないし困ってるだろうな、、、
押し入れの奥とかに入れておいて、何十年か後に子供に発見されて赤っ恥かいたりするんだろうな。
やっぱり良かった、押し付けておいて。


でも、リレー小説はやってみると意外と面白いので、暇すぎて死にそうな人が二人集まったらやってみると良いです。