「銀の匙」中勘助

mizuka082007-06-02

実は二ヶ月前に読み終わったので、感動を忘れてしまっています。
なんだかずっと忙しくて書けませんでした。


良い作品でした。
子供時代の思い出などをずらずらと書いてある作品なんですけど、自分の事ではないし、自分自身はそんな昔に生きていた事はないけど、なんだか懐かしいのです。
子供時代に共通するものが皆あるのですね。


例えば、懐かしの昭和、みたいなアミューズメントなどがよくありますが、自分は両津勘吉みたいな幼少時代は過ごしたことがないハズなのに、なのに、懐かしい!…って事ありますよね。
なんだか、例えが随分俗っぽいですが、そういう事?


銀の匙、はとっても純で清い感じなんですけどね。
なんて事はないはずなのに、読後感が清々しく、でも悲しくて、感動してました。