鉄鼠の檻

mizuka082006-05-08

京極夏彦の「鉄鼠の檻」を読んだ。


京極堂シリーズを順々に読んでるけど(間に巷説百物語とか入れてますが)今回のうんちくが一番しんどかった。
禅の歴史や考え方を分かりやすく書いてあったんだけど、歴史の方は興味がない分野だったから、最初に流し読みしちゃって、最後まで混乱したままストーリーだけを追って読み終わってしまった。。。
やってはいけないパターンですね、、、トホホ。
いつかもう1回読みます。


面白かったけど、私的には京極堂シリーズの中では最下位です。
でもでも、京極夏彦の本は基本的には読みやすいし、面白いので大好きです。
雑学も増えるし☆


鉄鼠の檻」は京極堂シリーズ共通の”気持ち悪い怖さ”が一番希薄だった気がしますよ。
慣れただけかな〜?


それにしても、文庫版で読んでるんですが、分厚すぎ…。
普通の文庫本3冊分はありますもんね。
携帯するのが辛いんですが…。
最初は電車の中で読むのがちょっと恥ずかしかったです。
辞書!?聖書!??…みたいな。笑
分かる人には「あ、京極夏彦だ」って思われるんだろうな。


次の本はもっと分厚いらしいので今から恐ろしいです。