エミリーへの手紙
アルツハイマーで亡くなってしまったおじいさんのハリー。
ハリーには大好きな孫、エミリーがいて、彼が孫に宛てた手紙が死後に発見されます。
頑固で孤独でな老人だと思われていたハリーが、手紙の中では優しいおじいさんで、若い時に亡くなった奥さんの話なども書いてあって、泣ける。
家族の事や、よりよく生きるにはどうすべきか、などがハリーの手紙に書いてあって、孤独な老人が書き残したものかと思うと、また泣ける。
でも、泣かせようとしている本ではないので、押し付けがましい感じがしたり、陳腐になったりはしてません。
とても読みやすいので、子供も読めるし、大人が読んでも考えさせられる本だと思う。
所謂良書。
学校の推薦図書になってそうな感じ。